2011年06月02日

海で溺れるという事

まだまだ梅雨だけど、夏前に自分を戒める意味でも思い返すことがある。


それがサーフィン中の事故。


昔、ある清々しい台風一過の夏の朝。

台風のウネリがうっすらと残り腰腹の波をのんびりやっていた。
大きめのセットが来て、誰も乗れずになんだよ〜なんて皆と和気藹々と
やっていた。
ふと横を見ると、一人のロングボーダーが眉毛より下は全部海中に浸かっていた。




暑い日だったので潜ってクールダウンかと思った。
それに身動き一つせずに、静かにその位置で安定していた。




なので誰も何も思わなかった。




でも30秒経ってもその人は動かなかった。

その時初めてこの人は溺れているんだという事に気づき皆で救出。

ビーチまでロングボードに載せて運ぶとライフセーバーが人工呼吸を

始めた。 口からはビールだと思われる黄色い液体と泡。



初めて見るビジターの彼は、トランクス1枚で救急車で運ばれ、
身分証明書一つ持っていないので誰かも分からない。
(駐車場に最後まで残った1台の車の持ち主と推定された)





その後の容体は知る由もないが、寝不足や飲酒後のサーフィンを

するとそういう事が起こるという事を身を以て知った出来事だった。




そしてもう一つは溺れる時の人間の反応がイメージしていたのと

全然違うという事だ。



TVでは、ドラえもんののび太が溺れる時は必ず手足をバタバタして

助けて〜と叫ぶが、実際にはそんな事は起きない。



静かに沈んで行くのだ。 初めて目の当たりにした時に現実は
全く異なるという事に気づかされた。



実際に溺れる人というのは下記のような行動になるようだ。
出典:http://gcaptain.com/drowning/?10981



1.特殊なケースを除き、溺れている人は助けを呼ぶための声がでない。
   これは声を出す前に呼吸をする本能のため。
2.溺れかけている人の口は、水面より上下し、呼吸をするために十分な
  時間、水面よりも上にでない。
3.溺れかけている人は、本能的に腕を拡げ、海面を下に押すように浮こうとする。
4.溺れかけている人は、自分で溺れるのを止められない。
  肉体的に、助けを呼ぶことも誰かにしがみつくこともできない。
5.溺れかけている人は、キックして泳ぐ形跡が見られない。ライフセーバーに
  助けられない限り、沈むまで20〜60秒しかない。


他にも下記のような行動をしている方は溺れている可能性があるそうです。
・頭が下がり、口が水面にある
・口を開けて、頭が後ろに傾いている。
・目に生気がなく、視点があっていない
・目を閉じている
・髪の毛が、前に垂れ下がり目にかかったままになっている
・泳ごうと足を使っていない。
・過呼吸、喘いでいる
・特定の方向に泳ごうとするが、進まない
・背中を下に向けようとする
・梯子を上るような仕草。海面にでてこれない。

こんな状態の方がいたら一言 ”大丈夫ですか?”
そう聞いてみましょう。 返事があれば問題ないけど、なければ助けてあげてください。





サーフトリップに行くと、夜は仲間とお酒を飲んで楽しみ、早朝からサーフィンすることも
あると思います。
もし、体調に少しでも不安を覚えたら決して無理はしないように気を付けてください。

楽しい休日が、大変な休日に激変することも考えられます。
自分は平気。そんな事は決してありません。 普通の人間です。


夏になると人も増えてきます。周りにも目を配り協力しあい楽しいサーフィンにしましょうね。





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